メンタル・サポート協会

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料理が立派なカウンセリングになる理由

  • 2017年11月23日

料理が立派なカウンセリングになる理由

こんにちは、柚月です。
不登校・引きこもりなど当協会には悩みを抱えるたくさんの子どもたちがカウンセリングを受けにきますが、その中には一緒に料理をするだけで症状が改善してしまうという子も少なくありません。そこで本日は料理が立派なカウンセリングになる理由というテーマでお話します。

料理の良いところは、料理の過程を通じて悩んでいる子どもの意識をフラットにし、素直に話ができる状態を作り出すことができるという点。

不登校や引きこもりになっている子は皆自分に自信を持てず、嫌な出来事や暗い思い出に囚われてしまっています。

しかし、料理をするとなればメニューを決めて買い物へ行き、レシピを見て手順通りに調理するなどやることが盛りだくさん。嫌なことがあっても子どもの意識は自然と料理に集中しますから、フラットな意識状態で居ることができます。

その状態で「◯◯が上手だね」とプロセスを褒め、「美味しくできたね」と事実を共有して目に見える形で自信を与えてあげる。悩み元気のない状態で子どもを褒めても届きませんが、意識がフラットな状態であれば子どもは素直に受け取ることができます。

また料理は家に持って帰って家族にも食べさせてあげることできるのも良いところ。親にとっては思い切り褒めてあげる良い機会になります。

不登校や引きこもりに悩んでいても5回くらい一緒に料理をしていると次第に表情が明るくなり「学校へ通いたい」と申し出る子もたくさんいます。料理カウンセリング、ぜひご自宅でも実践してみてください。