ステップ3、ほめられる、認められる、大切にされる喜びを実感する
- 2018年03月14日
こんにちは、マインドアーキテクチャ協会です。
本日は当協会のカウンセリングを行うにあたって定義している7のステップの中から、3つ目の課題についてお話したいと思います。
1、本人を不自由にする思い込みを取り除く
2、好きなこと優れた点を伸ばし自分に自信を持つ
★3、ほめられる、認められる、大切にされる喜びを実感する
4、他者に役立つ自分を目指し作りあげる
5、一人でも生き抜ける生活力を身に付ける
6、目的を追求する問題解決の発想を体得する
7、世俗生活に限定されない真善美の世界を感受する生き方へ
社会と接点を持っていない人は「褒められている」という実感を持てません。そのため、まずはじめは家族や近しい人から褒めてもらえるようになることで、本人は自分の人生に存在理由を見い出すようになります。
そのためこのステップでは「意識的に褒める」という周囲の環境づくりが大事になってきます。ゲーム、料理、スポーツ、本人の好きなことについて周囲が興味を持ち、褒めてあげるようにします。
自分が自信を持っていないところを褒められてもこの段階ではまだ本人は受け取ることができませんから、「本人が好きでやっていること」に絞って褒めるというのがポイントです。
さらに言えば、このステップで最も有効な手段は「バカにされたと思っていた人から褒めてもらうこと」。今まで自分を嫌っている、バカにしていると思い込んでいた人から認めてもらうことで、過去の認識が変わり大きな自信へとつながります。
このステップでの本人の様子は以前と違って塞ぎこんでいるわけではありませんから、周囲は安心して取り組みをやめてしまいがちです。
しかし、それではまた元に戻ってしまいますから、一歩一歩踏み固めていくようにしっかりと本人の自信を育てていきましょう。