得意を伸ばすのと不得意を克服するのはどちらが優先?
- 2017年07月5日
得意を伸ばすのと不得意を克服するのはどちらが優先?
こんにちは、柚月です。
同じような家庭環境で育ち、同じ教育を受けたとしても子どもの個性は十人十色。ある程度の年齢になれば様々な面で得意・不得意が表れます。
親としては何でもできる子どもの方が安心できますから、不得意を見つけると克服させようと接しがちですよね。しかし、幼いうちは苦手を克服するよりも得意な面を伸ばすアプローチの方が有効。なぜなら得意なことで身につけた自信が後に苦手を克服する勇気となるからです。
しかし、得意なことを伸ばす上で注意しておきたいのは「嫌なことはやらなくて良い」ということではないということ。また、利己的すぎる行動はしっかりと正すなど、社会性の部分では制限も必要です。
以前、学習障害で当協会に通っていた女の子がいました。その女の子は数字の計算や文法など日常生活と繋がらない特殊なルールを処理できないという状況で、すっかり学校生活での自信を無くしていました。
そこで当協会のカウンセリングではじめに行ったのは本を読んで文章を楽しんだり、花をいけたりアクセサリーづくりをすること。その女の子の得意なことから優先的に着手しました。
するとその女の子は電卓を持って買い物に行き、英語の学習に翻訳機を用意するなど、自らの個性と上手に向き合うことができるようになりました。
人には得意・不得意があって当たり前。そして、得意なことを伸ばして自信がつけば、人は不得意なことを客観的に捉え対策を講じるという知恵が出るようになります。
みなさんのお子さんの得意なことは何でしょうか?何か一つでも見つけたらどんどん伸ばしてあげてくださいね。
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【未来や人生に悩む若者のカウンセラー】
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