思い悩むな、考え悩め

思い悩むな、考え悩め

こんにちは、大福です。

私が経営コンサルタントをしていた頃の先輩に「自分で作った名言」をメモしている方がいました。ある日、その方と食事をしていたときに「今日も良いこと思いついたぞ」と教えてもらったのが、題名にある「思い悩むな、考え悩め」というもの。

先輩曰く「思い悩むな、考え悩め」とは対策の立たないことはすぐに忘れ、今出来ることに全力を傾けなさいという意味とのこと。

当時は「良い言葉だな〜」くらいで捉えていたのですがカウンセラーとして仕事をしているとこの言葉をクライアントに伝えるシーンがとても多いということに気づきました。

極端な話ですが、うつ病の構造というのは思い悩みによる部分が大きい傾向にあります。つまり、どうにもならないこと、無意味なことについて心を奪われ続けているという状態ですね。

もちろん思い悩むことは人間としての情緒でもありますから、悪いことではありません。むしろ思い悩みに快感を感じるという方もいらっしゃると思います。

しかし、思い悩みは何かの目標を達成しようとするときに足かせになってしまう場合もあります。「思い悩むな、考え悩め」何かに心をとらわれて身動きがとりづらいときは意識したい名言ですね。

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