メンタル・サポート協会

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躁鬱病だった男性が人生に輝きを取り戻すまで

  • 2017年08月7日

躁鬱病だった男性が人生に輝きを取り戻すまで

こんにちは、大福です。
調子が良ければギャンブルにのめり込み、鬱々とした気分のときは一歩も部屋から出られない。あまりの身勝手な行為に周囲との人間関係は破綻気味。仕事になど就けず毎日家に引きこもって暮らす男性がいました。

その男性も親も当人の人生を半ば諦めかけており、部屋にこもってネットゲームをやり込む姿はもはや見慣れたもの。そんな折、私は知り合いからにとある相談を受けました。「甥を助けてやってくれないか」その男性の親戚の叔父あたる人物からの相談でした。

男性は両親よりも叔父のことを尊敬していたこともあり、半信半疑で私たちのもとへやってきました。しかし、カウンセリングとはいったものの浮世離れした空想話、別人格が出現して脈絡のない話を反芻する日々。

私たちも楽ではありませんでしたが、どんな話も真摯に受け止め男性と膝を突き合わせて話し合いを続けること2年。その他にも親戚や家族を巻き込み360度から男性を応援するためのネットワークを構築しました。

男性に社会性が芽生え始めたのは今年に入ってからのこと。少しずつ自信を取り戻し、最近は自宅近所の飲食店でアルバイトをはじめるなど自分の人生に意味を持たせることができるようになりました。

たまに心配で気づかれないよう職場を覗きに行くのですが、周囲の人たちのサポートもあり人間関係は良好な様子。当の本人は過去の自分を冷静に振り返って笑い飛ばすようになりました。今は意中の女性がおり、その関係も良好だとか。

その様子を見て、男性が私たちの元を巣立つ日が確実に近づいていることを実感しました。どんなに悩み苦しんだ過去があっても未来は必ず変えられる。これは私の信条でありますが、躁鬱病と診断されたその男性は、今まさにその信条を体現しつつあります。カウンセラーにとってこんなに嬉しいことはありません。

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【未来や人生に悩む若者のカウンセラー】

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