メンタル・サポート協会

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本の読み聞かせの効果

  • 2020年07月4日

こんにちは!メンタル・サポート協会です。

最近小学校など授業を始める前に『絵本の読み聞かせ』を積極的に行っている学校が多くあります。
本来は親が子どもに『読み聞かせ』をすることが当たり前だった時代が次第に共働き家庭で忙しくなったから家庭では難しいと、学校でやることになってしまったのでしょうが、やはり親が子どもに『読み聞かせ』をするべきだと思います。

子どもが親の膝に座って読み聞かせしたりする光景は、時代と共になくなってしまうのでしょうか。

学校の『読み聞かせのルール』には、淡々と感情を込めずに読むというルールがありますが、本来はそんなルールなど存在しません。

家庭や親の好きなように読み聞かせをすれば良いのです。ものすごい感情込めて読んでも構わないし、淡々と読んでも良いのです。
歌うようにミュージカル風でも良いでしょう(笑)内容が入って来ませんね。

スタイルは自由です。
大切なことは、家事や仕事の手を止めて〝子どもための時間にする〟ということです。

子どもは、〝自分のため時間を割いてくれた!〟〝お父さんやお母さんが自分に気持ちや身体を向けてくれた〟と実感して喜んでいるはずです。

また、赤ちゃんや子どもはよく親の表情を見ています。つまんなそうに読めば、その感情が伝わってしまいます。
特に子どもが親の膝に座って読んでもらうと、親の息づかいや表情や感情まで伝わって、その親の感情で色んなことに関心や興味を持ったり、愛情を受け取るのです。

特に男の子は興味が絞られてしまい、お母さんは〝つまらない〟と思ってしまいがちですが、何かに興味を示す、好きなことが分かるってことは、そのお子さんにとっては財産です。

何が好きで、何が苦手なのかと言うことは、後々大人になるまで、影響してくる可能があるので、よく把握しておくべきなのです。

絵本の読み聞かせは様々なことを同時に得ることの出来る偉大な力があります。

ただ、親も人間です。くたびれて読めない時もあります。途中で寝落ちしそうになるときもあるでしょう。そんなときは、子どもに正直に「ごめんね、お母さん疲れてしまったから今日はこれくらいにしてね」と断りましょう。

お母さんがいつでも元気!明るく前向き!は気持ち悪いです。
人間なのですから。

でも出来る限り、子どもと関わる時間を取り、絵や文字を通して色んなことを考えさせるきっかけにもなります。
将来、自分で考え想像できる頭の強い子どもになることは間違いないのですから。