メンタル・サポート協会

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手軽なビジネス書を読んでも思考力は身につきません

  • 2017年11月7日

    手軽なビジネス書を読んでも思考力は身につきません

    こんにちは、大福です。
    ビジネスマンとして成長するためには必須とも言える読書。しかし、何を読んで良いかわからず、つい店頭で大々的に宣伝されている手軽なビジネス書を手にとってしまうという方も多いと思います。

    しかし、読んで理解できるレベルの本を読んでいるだけでは自己の成長にはつながりません。そこで本日はビジネスマン向けの読書についてお話してみたいと思います。

    若い人に本を読む理由を尋ねると「情報を得るため」という回答が返ってきますが、それでは半分不正解。本とは知識を集め思考を深めるために利用するものです。

    例えば、経営戦略やマーケティングについてのビジネス書はたくさん販売されていますが、そのほとんどは誰もが理解しやすいレベルのことしか書かれていません。

    理解出来る本を読んで得られるのは快不快という主観的な判断のみ。しかし、思考力とは快不快では判断できないレベルの情報をインプットすることではじめて鍛えることができるのです。

    ビジネスマンが本を選ぶ上で大切なのは今日明日使える情報を得るということではなく、狭い自分の判断と経験を広げるために思考力を養うという目的意識。

    ちなみに私のおすすめは「マルクスの経済学・哲学草稿」。この1冊を読むためにも勉強は必要ですが、思考力を鍛えたいというビジネスマンの方、ぜひ読んでみてください。