メンタル・サポート協会

042-686-2410 (受付:平日10:00~18:00)

042-686-2410

(受付:平日10:00~18:00)

不得意を捨てれば得意が見える

  • 2017年10月9日

不得意を捨てれば得意が見える

こんにちは、大福です。
あなたのお子さんが国語で100点満点、数学が50点を取りました。そこで子どもにかけてあげるべき言葉、みなさんは何だと思いますか?

「国語100点はすごいね!」でしょうか。
それとも「数学をもっと頑張ろう!」でしょうか。

私たちの場合は「国語100点はすごいね!」を迷うことなく伝えます。いわゆる学歴社会ではすべての教科において高い点数を取ることが良いとされていますが、子どもの個性は千差万別。得意・不得意があって当たり前なのです。

ましてや自分の担当教科を抱えている学校の先生なら「不得意な教科は捨てろ」とは口が裂けても言えませんから、学業における得意を伸ばすのは親の仕事でもあります。

ドイツの哲学者 ショーペンハウエルは「実在とは衝動だ」と唱えています。ここでいう衝動を分かりやすく伝えるために「趣向」に例えて解説すると「趣向に合わないことを無理にやるから失敗する」と言い換えることもできます。

人は「自分にはできない」と思い知ることほど屈辱なことはありません。生きていく上で伸ばすべきは得意なこと。好きでもないのに不得意を克服したとしてもそこに衝動は生まれません。

また子どものうちは「得意が見つからない」という状況もあると思います。そんな時は得意を探すのではなく、不得意を捨てること。そうすればおのずと得意が見えてくるようになります。

子育てに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。